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元田ネギ、異変からの復帰

ネギの苗が成長してきた。
今年は順調に見えている。いい感じ。
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この順調に見える苗も一週間前は緊張する場面があったのだ。
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この3枚の写真の中央に緑ではなく灰色に変色している部分がわかるだろうか?
その時は雨が降り、ハウスの中の湿度が高い時
良く見ると細かい粒子みたいなものがくっついている。
手でなぞると表面だけで、どうやら何かの菌が繁殖を始めていたように思われた。

何かの病気とすれば、広がってしまえば苗を全部ダメにするかもしれない。
見つけた瞬間に緊張が走った。

露地とは違う環境なので、何が起きるかわからない。
普通ならばすぐに農薬を使うところだろうが
それだけは出来ない。

チャレンジでは腐植前駆物質を使う。
これは生物と共棲する微生物の活性をもたらすだけでなく
それにより共棲出来ない菌を抑え込む能力がある。

すぐに昨年作っていた「土菌ちゃん」を撒いた。
救急だったので150m2に20リッター
通常よりもかなり濃い目にしての散布。

なんと次の日には治まりかけている状態を見れた。
そして一週間
今ではすこぶる元気な状態を見せてくれている。

自然界の循環の一部を担っている腐植前駆物質の凄さを感じた。
いや~
やっぱ凄いね!

久しぶりにリストランテミヤモト

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我が家の事情で一時野菜を辞めているのだが
注文があったのでリストランテミヤモトに配達に行った。
今は旭1号と元田ネギしかないので2点だけ。

宮本シェフが厨房で作っていたのは、キャベツのスープ
見た瞬間に最近付き合いが無くなっている東京のレストランで作ってもらった大根のスープを思い出した。
それは我が家の畑で採れた大根を使ってのスープだったが
まさしく畑で丸かじりする大根の味そのものだった。

随分前の話なのだが、その印象は鮮明に頭に焼き付いている。
あまりの美味しさに言葉が出なかったのを覚えている。

大根そのものを食べるのとスープにしたのでは実は全く味が違う。
それを判っていたから驚いたのだった。

それを宮本シェフに話すと、何やら火がついた?
もって行ったネギで何やらやってくれるそうだ。
今や有名になって忙しいだろうにそんな事に付き合わなくてもと思ったが、
期待が膨らんでしまった。

2011年の奥田シェフのネギ調味料も素晴らしかったが、今回は気合が入っているみたいでわくわくです。
現場と我が家周辺しかうろつかない籠った生活もいいが、たまにはこんなこともあっていいのかなと思ったのだった。

さて、いよいよセミナーに向けてまとめる時期になってきました。
どこにもない話なので解りやすくできたらいいな~と思ってます。

弁当の手配などもあるから一週間前(18日)には締め切りたいと思います。

増え続ける注文

元田農園には毎年注文が増え続けている。
出来る範囲でやっているのだけれど、依頼される注文には追いつけない。
かといって、あれもこれもとやっていては手が回らなくなりどれも中途半端になりかねない。

元田農園では米とネギ、それに多品種野菜をやっていたが今期は多品種野菜を辞めている。
米とネギに集中し数字を稼がないとちょっとまずいと感じての措置

米で旭1号がすこぶる好評で、とても生産が追いつかない。
元田農園だけでは間に合わないので、近所に元田農園のやり方でやってもらう
「清水自然米」(きよみずしぜんまい)を始めている。
清水自然米は生産工程、種の管理、苗つくり、収穫(一部を除く)を元田農園で請け負う。
一部の作業を除いて、ほぼ元田農園でやっているのと同じ。
元田農園での面積よりも依頼している面積が多くなってきた。
清水自然米でも肥料農薬を使わなくなって長いものは7年になる。

注文に答えるには生産できる土地が必要になる。
しかしそれがなかなか増えない。
理由は現行政策にあって、補助金での弊害があるのではないかと思う。
だがそれぞれの生活もあるから一概に悪いとはいえない。
いずれこの地区では高齢化と後継者不足で生産者は絞られてくるだろうが、
どういう動きになるかも見ながらでないと思い切っての拡大は難しい。
それを上手く調整できるのが清水自然米への取り組みだと思う。

そう思ってはいてもなかなか辛い問題がある。
清水自然米は注文に答えるべく、周りの人に理解してもらう意味合いでも
大事な役割だと思うのだが、生産いただく人から買い上げて販売すると言う形。
販売先との交渉をやっていると、流通は流通での大変さがあり
金の流れに元田農園がクッションとならざるを得ない。
やってもらう生産者に先払いが必要なので、毎年金回りで苦労する。
生産には農業機械も必要だからその支払いもある。
出来てきた米で、いろいろ問題もでてきたりする。
それらを解決しながら生産量を増やしていくのはなかなか大変だと感じている。

金の問題は深刻で、農協は競合すると言う事で話にならない。
かといって銀行は農業生産関係にはおっかなびっくりと言う感じで出さない。
最近ファンドという手法を知ったのだが、そう簡単ではない。
金策は経営者の仕事ではあるがはたしてどうすべきか悩みは尽きない。

ネギは新しい生産方法を作り出し、その確立に向けて5年過ぎた。
少しだけ作るには簡単だが、大量生産における生産管理が上手くできないで
なかなか収益を上げられないでいる。
今年はそれを解消すべく取り組むことにしたのだ。

毎日注文依頼があるが、ほとんど答えられない。
なんとかできないかと悩む毎日。
ふ~~~~・・・・
今日はグチの話になって申し訳ない。

草の根の周り

草を処理していていつも思う。
草の根の周りには小さな土がついているのだが
これはどうしてできるのか?
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大きくして見ると
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小さい丸い形状の土がびっしりとついている。
草が根に有機物を送り込み、根がら有機酸を土に出し
その周りに微生物が集まってきての代謝産物と有機物から生まれた土が育っているのだろう。
自分が生育できる環境を自ら作り出しているのだろうか。

植物は動きまわる事が出来ないから生きて行く術として身につけたものなのだろう。

真に追求する

農業を道とし、生きる糧とするに
自然農は通るべき道であったのかどうかはわからない。

偶然にもそういうところに関わってしまった以上は
それを極めたいと言う欲求が持ち上がってくる。

先人の素晴らしい発想を基に次に進むことを望む。

現場を見ながら、次々に浮かび上がっていく問題点を乗り越えるように考える。
いつのまにか横たわる真理に突き当たっていく。

最近思うのは、宇宙的規則はどうにも出来ないということ。

その規則さえはっきりとしないのだけれども
何かしらの「決められたもの」に則る事で上手く流れていく。
その「決められたもの」をどう理解するかどうかが、
真に追求するかどうかが道を極める事になるのではないかと思う。

生まれて死ぬまで普通100年も無い。
その中でしっかりと考えられる時間はどれほどか?
限られた時間の中で地球の46億年をどうみるのか?

やれることをやってきたか?

そんな事を考えるようになってくる。

自然農に関わり、何かしらの行動を取ってきた以上
その先にあるものを求めていくのは人間として自然な事だろう。

いまや、土のなんたるかから、有機物の循環、人が生きるに重要だった事などが
判ってきている。
その先にはいったい何が待っているのだろう?

自然栽培の基準とは?などという細かい事などどうでもいい。
生きる事に必要な事
そのために何をしなければならないか?

いつまでも惑わされている時間は無いのだ。



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