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土壌菌の代謝機能の多様性

土壌菌の代謝機能の多様性

土壌菌が土壌の生成、土壌そのものの本質に関与しているのならば、
その性質についても明らかにしなくてはならない。

土壌菌の代謝機能は外部環境の違いによって大きく変化する。
珪酸塩という環境物質の存在の有無によりかなり異質な代謝活動を行う。

土壌性好気性細菌と土壌性通性嫌気性細菌とよりなる細菌群が、
土壌性偏性嫌気性細菌群と活発にかつ長期間にわたって珪酸塩の存在下において共棲することにより、
フェノール系代謝機能を発現する。

フェノール系代謝活動によって代謝産物には<フェノールまたは/およびフェノール露出基のある化合物>が含有されるのに対して、
非フェノール系代謝機能によっては前記物質は産出されない。

フェノール系代謝産物は、土壌菌群以外の微生物に対する顕著な抗菌作用を有する。
一方非フェノール系代謝産物は土壌菌以外の微生物に対してほとんどもしくはまったく抗菌作用を示さない。

フェノール系代謝機能の発現した土壌菌群は、一定条件の下で該代謝機能の発現を継続する。

非フェノール系代謝機能の発現した土壌性好気生細菌と土壌性通性嫌気性細菌とよりなる最近群に、
フェノール系代謝産物ないし腐食前駆物質による雰囲気を与える事により、
該細菌群による代謝機能を非フェノール系のそれからフェノール系のそれに誘導する事ができる。
当該誘導方法においては、単体酸素の有無に関係なく誘導が可能となる。


今回の話は土壌生成理論の中で理解しにくい部分であるが
ここに並べる作用により、土壌菌と共棲関係にある生物に都合のよい結果をもたらす。
通常言われる抗菌作用とか、浄化作用がその一部であり自然界の循環に大きく貢献するものなのである。
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