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「土とは何か?」を考える

土とは何か?

生産方法だけに捉われる事が多いが、その前に知っておかなければならない事がある。

自然栽培をやるようになって肥毒という問題に引っかかった時
「土とは何か?」を考えた事があった。
ブログで書いたら返答してくれる人もいたし
当時の付き合いであった取引先の詳しい人間にも聞いた。
しかし良く判らないままだった。

当時土は、温かく柔らかく水はけの良いものが良いとされてた。
それを作るには麦と大豆
土とは有機物が分解されたものと無機物が混じりあったもの
つまるところ土の正体は不明だった。
腐植という言葉すらも出てこなかった。
ようするに土に関しては何も知らないままに
生産方法だけを吹聴していたわけだ。
肥毒についてもその正体もわからない。
考えてみれば相手も解らずに戦っていたようなものだ。

土壌生成理論と出会っていなければどうなっていたんだろう?
土は、有機物が土壌菌のフェノール系代謝産物と重縮合反応をし珪酸と関わることで腐植となり出来てくる。
そこにキレートによる緩衝作用を持つことで色々な事が起きるようになる。
土の機能はその成因から検討することが必要であると思われる。
それすら理解できないままで生産方法だけを追求しても
成長過程にそこに何が起きているのかさえ理解できない。

有機栽培にしろ自然栽培にしろ慣行での栽培にさえ土の働きは重要事項。
慣行栽培は化学的なもので補う事に特化しているので一考すべきであるが
いずれにしろ「土とは何か」を知ることが先なのだ。

そしてどのような働きをしているのか知り
その上で生産方法を検討していくのが正道である。

自然界の中では解らない事もたくさんある。
解らない事は現象を繰り返して結果を求め
その結果を基に次の現象を考えるという方法しかないが
今まではその解らないものが土であっただけ。
今、土の事が明らかにされたのだからそこから始めるべきである。

現在、土の成因から追いかけて素晴らしい方法が導き出されている。
今までの生産方法と組み合わせることでさらに新しい世界が広がっていくだろう。
もしかしたら今ある生産方法は一つにまとまってしまうかもしれない。
用途に応じた応用はでてくるだろうが。
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