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増え続ける注文

元田農園には毎年注文が増え続けている。
出来る範囲でやっているのだけれど、依頼される注文には追いつけない。
かといって、あれもこれもとやっていては手が回らなくなりどれも中途半端になりかねない。

元田農園では米とネギ、それに多品種野菜をやっていたが今期は多品種野菜を辞めている。
米とネギに集中し数字を稼がないとちょっとまずいと感じての措置

米で旭1号がすこぶる好評で、とても生産が追いつかない。
元田農園だけでは間に合わないので、近所に元田農園のやり方でやってもらう
「清水自然米」(きよみずしぜんまい)を始めている。
清水自然米は生産工程、種の管理、苗つくり、収穫(一部を除く)を元田農園で請け負う。
一部の作業を除いて、ほぼ元田農園でやっているのと同じ。
元田農園での面積よりも依頼している面積が多くなってきた。
清水自然米でも肥料農薬を使わなくなって長いものは7年になる。

注文に答えるには生産できる土地が必要になる。
しかしそれがなかなか増えない。
理由は現行政策にあって、補助金での弊害があるのではないかと思う。
だがそれぞれの生活もあるから一概に悪いとはいえない。
いずれこの地区では高齢化と後継者不足で生産者は絞られてくるだろうが、
どういう動きになるかも見ながらでないと思い切っての拡大は難しい。
それを上手く調整できるのが清水自然米への取り組みだと思う。

そう思ってはいてもなかなか辛い問題がある。
清水自然米は注文に答えるべく、周りの人に理解してもらう意味合いでも
大事な役割だと思うのだが、生産いただく人から買い上げて販売すると言う形。
販売先との交渉をやっていると、流通は流通での大変さがあり
金の流れに元田農園がクッションとならざるを得ない。
やってもらう生産者に先払いが必要なので、毎年金回りで苦労する。
生産には農業機械も必要だからその支払いもある。
出来てきた米で、いろいろ問題もでてきたりする。
それらを解決しながら生産量を増やしていくのはなかなか大変だと感じている。

金の問題は深刻で、農協は競合すると言う事で話にならない。
かといって銀行は農業生産関係にはおっかなびっくりと言う感じで出さない。
最近ファンドという手法を知ったのだが、そう簡単ではない。
金策は経営者の仕事ではあるがはたしてどうすべきか悩みは尽きない。

ネギは新しい生産方法を作り出し、その確立に向けて5年過ぎた。
少しだけ作るには簡単だが、大量生産における生産管理が上手くできないで
なかなか収益を上げられないでいる。
今年はそれを解消すべく取り組むことにしたのだ。

毎日注文依頼があるが、ほとんど答えられない。
なんとかできないかと悩む毎日。
ふ~~~~・・・・
今日はグチの話になって申し訳ない。

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草の根の周り

草を処理していていつも思う。
草の根の周りには小さな土がついているのだが
これはどうしてできるのか?
KIMG0351a.jpg
大きくして見ると
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小さい丸い形状の土がびっしりとついている。
草が根に有機物を送り込み、根がら有機酸を土に出し
その周りに微生物が集まってきての代謝産物と有機物から生まれた土が育っているのだろう。
自分が生育できる環境を自ら作り出しているのだろうか。

植物は動きまわる事が出来ないから生きて行く術として身につけたものなのだろう。

真に追求する

農業を道とし、生きる糧とするに
自然農は通るべき道であったのかどうかはわからない。

偶然にもそういうところに関わってしまった以上は
それを極めたいと言う欲求が持ち上がってくる。

先人の素晴らしい発想を基に次に進むことを望む。

現場を見ながら、次々に浮かび上がっていく問題点を乗り越えるように考える。
いつのまにか横たわる真理に突き当たっていく。

最近思うのは、宇宙的規則はどうにも出来ないということ。

その規則さえはっきりとしないのだけれども
何かしらの「決められたもの」に則る事で上手く流れていく。
その「決められたもの」をどう理解するかどうかが、
真に追求するかどうかが道を極める事になるのではないかと思う。

生まれて死ぬまで普通100年も無い。
その中でしっかりと考えられる時間はどれほどか?
限られた時間の中で地球の46億年をどうみるのか?

やれることをやってきたか?

そんな事を考えるようになってくる。

自然農に関わり、何かしらの行動を取ってきた以上
その先にあるものを求めていくのは人間として自然な事だろう。

いまや、土のなんたるかから、有機物の循環、人が生きるに重要だった事などが
判ってきている。
その先にはいったい何が待っているのだろう?

自然栽培の基準とは?などという細かい事などどうでもいい。
生きる事に必要な事
そのために何をしなければならないか?

いつまでも惑わされている時間は無いのだ。



自然農法論の経緯

永らく感じている事がある。
岡田茂吉氏はシュタイナー氏の考えを踏襲したのではないか?と。

そのシュタイナー氏は江戸末期の日本の技術をどこかで吸収したのではないのか?

突飛な考え方ではあるが、それぞれの中身を検証すると
自然の循環を利用する農業の考え方には共通するものがある。
登場する有名人の歴史を束ねてみると繋がりを感じてしまうのは私だけか?


今現在、私が崇拝する人物は、内水護氏 次に岡田茂吉氏
最近私の思いに何かしらに登場するシュタイナー氏


思うところがあって、頭に残る人物の歴史を並べてみた。
すると何かしらの繋がりを感じてしまうのだ。

登場人物は
シュタイナー氏(1861~1925)
岡田茂吉氏  (1882~1955)
福岡正信氏  (1913~2008)
内水護氏   (1934~2005)

シュタイナー氏は日本の歴史で言えば江戸末期にオーストリアに生まれ登場する。
有名な「農業講座」は没する直前の1924年。日本暦では大正末。

岡田氏は明治が始まって14年後に生を受け1935年に「自然農法」を打ち出す。

福岡正信氏は岡田氏が打ち出した自然農法に2年遅れで自然農法を始める。
中途紆余曲折中断しながらも1975年「わら一本の革命」を出して海外にて有名になる。

内水氏は土に言及し、科学的に解明した。

これを年表に落としてみると、戦争を絡めての時代の動きを感じざるを得ません。
そして継承されているものがそこに見えてくるのです。

その思いなどは、セミナーで話したいと思います。



自然栽培避難所

このところ相談を頂くことが多くなってきました。
自然栽培の方法で上手くいかない人も多くいるという事でしょうか?

自然栽培の事が良く判らない人もいるようですが
それを大きな声で言えない環境があるのではないかと思います。
私ははっきり言います。
自然栽培は簡単ではないと。

自然栽培が出来る環境を整えないままで(わからないままで)向かえば
向かう土地の条件により違いますが
大きなしっぺ返しみたいな状態に陥る事を危惧します。

向かおうと思う土地にそれまでの歴史で疲弊させることをやってきたところでは
それは大きな痛手を負うかもしれません。
上手くいっている人は、たまたま上手くいったということではないか?と考えるようになりました。

そこまで考えられるようになったのは土壌生成理論に出会ったからで
それまでの自然栽培の環境では理解できないままであったのではないかと思います。


自然の循環を利用するというのは、具体的にはいったい何を利用するのでしょうか?

良く判らないままに、自然栽培という流行を追いかけるのはリスクがあります。
やってみればどうにかなるだろう・・・昔の私みたいでは
もはや先人に追いつくことは出来ないでしょう。

今の状況の中、迷った人が相談に来るという所になっているのですかね。
今わかる全ての情報を公開しているので
それを見てやってみたいと思われる人も増えてくるかもしれません。
出来る事はやっていこうとも思います。

ひとつの道しるべになれるのならばいいかと思います。

土の魔術師たち2014-1

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「土の魔術師たち」の集まりに参加しました。
まだ少ない人数なのですが、ここの集まりが好きなのは毎回議題をあげてみんなで考えるところですね。

いろんな集まりに出たのですけど、最初だけは勢いがあるけど2回目以降さっぱり意見交換が出来ないところに不満があります。
「土の魔術師たち」は月に一回集まって意見交換が出来るところ
目的を作り出して皆で考えて楽しめることろが魅力です。

この形になって面白い話がたくさん出てきて、それらがみんな出来てしまうのではないかと思えるのは素晴らしい。
定期的に集まるのが当たり前で、しかもそこに意見交換があるというのは
どこにでもありそうで実はなかなかできない事なんですね。
それをやっているところがこの集まりの凄いところです。

どんなに素晴らしい目標を立てても、継続できなければ無に帰ってしまう。
くだらない話であって(そうじゃないけどね)も題目を掲げて話し合う凄さを感じています。

あら?

なんと家入一真氏が都知事選に出ることになった。
ちょっと前に会ったのだが、あまり関わりあう事はないかもと思っていた。
会うきっかけは知人から菊池に関わる面白い話があると言う事から。
菊池のある広大な敷地で何か始められないかという話であった。
地権者が提供してくれて、何かやって欲しいとの話らしかった。

若い人たちがたくさん集まって、わいわいとやって
その場所に同行した。
開発にはかなり大変そうだったが、とんでもなく広大な土地
その後どういう風になって言ったかは知らないが
だいたい何かしらのイベント基地とかになっていくのかな?って思ったくらい。

実際に動き出すのならば多少なりとも協力はできるかもしれないとは思っていた。
いずれにしても若い人たちの動きが起きればという事だ。

しかしその後の話は知らなかったがまさか東京都知事に立候補とはね~
どうなるか気にはなりますね。

お知らせ

今年に入って随分と難しい話をしてきたが
そろそろ辞めようかと思う。
しょせん人間の考える事だから、何言っても聞かない奴は聞かない。
気がつくまではほっとくのが一番だ。

できるだけわかり易く話したいとか思っても
表面だけでは頭に残らないもの。

畑でネギの大きくなる様を見ててそう思った。

セミナーも今回で10回目だが
これで終わりにしよう。

次に向かう事を考え始めていたから
そちらに力を向ける事にする。

ということで九州自然栽培研究会セミナーは
2月でラストです。

自然栽培の出きる土を作る。

自然栽培に向かおうとする人が増えてきている?
最近外部との接触をあまりしないようにしているからよくわからないが
そんな気がする。
何故にそう思うのかはわからないが、何かしらの魅力はあるのだろう。
自然の循環を取り入れた自然の作物ができると思っているのだろうか?

9年前に私が向かうようになったのは
肥料も農薬もいらないなら面倒が無いし、良いものができるとなれば最高!
安全なものを追いかけるに最適な方法と思ったような気がする。
そこにあったのは肥毒の解消
肥毒を無くしてしまわなければ上手くいかないというもの。

とにかく肥毒だ!
肥毒肥毒肥毒、何度も聞いた。

つまり、肥毒がなくならなければ自然栽培をやれる土ではないということだ。

そう言っても、実は土のことはわからない。
そのためには麦と大豆
1反やりたければ、1/10の1畝から始めて、9畝は食うために肥料農薬を使ってやれ。
この話は私が2年目から全面積をやり始めた後から言われだした。
馬鹿な!・・・そう思った。
良いものを作りたいからやりたい。
それには肥料を使わない事だ。
肥料を使わなくなると農薬も必要なくなってくる。
その土の状況によって大丈夫な土になる為の時間はわからない。

いつできるかわからない土をどうすればいいのか?
目標は「暖かくやわらかい水はけの良い土」

肥毒層を見てみようから始めた私は、実際にそれを確認した。
いろいろやってもなかなか上手くいかなかった。

行き着いたのは「土とは何か?」

向かう相手がわからないのに方法など浮かぶわけが無い。
土の事を調べだした。
土壌生成理論によって土とは何かがはっきりした。
そして自然栽培のできる土を生み出す方法に出会ったのだ。

それどころかそこから広がる大きな可能性に体が震える思い。
なんと自然栽培で嫌う動物性肥料を自然の循環に組み込む事が出きる。
土ができる原理は有機物の循環を見る事ではっきりしている。
そこに自然栽培をできる土を作り出す秘密があった。

土の本質に切り込めなくて
なんで自然栽培のできる土ができる?

自然栽培に向かいたい人は、まずは土の本質を知る事からはじめるべきだ。

満月

今日は今年最初の満月です。
今年の一月は新月が二回あってめずらしいですね。

地球の自転と月の地球に対する公転が地球の環境に大きく影響しています。
昔の日本人は月を基準に生活のサイクルを作っていました。
月の影響が大きい事を知ってたんですね。

満月のときは地球を中において太陽と月が反対方向に位置します。
一直線に並んだときに食が起きます。

月から地球までの距離は平均38万キロ
その距離で地球の周りを約27日で周回している。
その距離は約120万キロ一日で4万キロも移動していることになる。
月は地球ができた45~6億年前からの2億年ほど後に衛星の衝突によって出来たといわれています。
その当時は地球と月は2万キロしか離れていなかったらしいです。
潮汐の影響もすさまじかったでしょうが、地球を周回するスピードもすごかったらしいです。
潮汐の影響で月の周回スピードにブレーキがかかり、その影響で段々地球と月の距離は離れていきます。
現在でも6センチくらいづつ離れていっているそうです。
月も太陽も潮汐の影響を地球にもたらしているのですが
1億5000万キロ離れた太陽と38万キロの月とでは倍くらいの差があるそうです。
当然月の影響が大きい。
その月と太陽が同じ方向から潮汐の影響を与える新月が大きな変化があります。
海の満ち引きにそれは見てとれます。
陸地にも当然影響があり、40センチほどが上下に揺られています。
その影響が目の前の土に変化を起こしています。
満月には動植物に生殖とかに関わる影響をもたらしているようです。

この影響を考えて生産活動をやっていくと上手く行くようです。
太陽系の他の星の影響も考えると面白きことがわかってきます。

目の前の事ばかりにとらわれないで
たまには空を見てどんな影響があるのかを考えると
何かがひらめくかもしれません。

九州自然栽培研究会の内容について

2月25日26日に予定しているセミナーの中身を一新したいと考えています。

自然栽培から土のこと、土からの影響、自然界の影響、などは頭に入っているのですが
実際に話すとなるといかに理解いただくかがポイントになります。

内容の全てが繋がっているので、判りやすく流れを作る事が必要。
ひとつのカテゴリーだけで話すのは簡単だが繋がるように理解してもらうにはどうする?
なかなか大変な作業になるんです~

自然栽培というカテゴリーから大きく広がってきている内容なので
そこの主張がぶれる様に見られたら失敗になります。
実は以前のセミナーで自然栽培に特化した内容と考えてこられた人がいて
内容を理解いただけず途中で帰られた人がいました。
人の見方はそれぞれなんですが、思いを理解してもらえなかった事は残念。

伝え方の難しさを感じずには居れない出来事でした。

今までの自然栽培のセミナーはそれに特化した、それ以外は排除しかねないというものが多かったと思います。
実際は向かう方法が同じならばそういう表現にはならないはずです。
もしそうだとしたら何かに誘導するという事です。
自然栽培の問題点であった肥毒の解消方法を土壌生成理論で見つけたのですけど
自然界に存在する腐食前駆物質の利用を否定し排除されるような目にあったのを忘れません。

今までじっと腐食前駆物質の追及、自然界の流れを紳士に追い続けてきました。
岡田茂吉の言った言葉は忘れませんでした。
水素、火素、土素もずっと考えていました。
土壌生成理論とそれらがまったく違うものならば
まったく違うものを追いかける事となります。
しかし実際の現場から考えると、そういうことはどうでもよく
目的とする生産物が出来ればいいわけです。

目的は何か?

私の目的は「安全なもの」の提供、それをもって仕事とできること。

その目的を目指すに、生産方法論で枠を作る事は何か違うのではないか思います。
特に今回は動物性糞尿の処理から再生産に向けての話もします。
今までの自然栽培では成しえなかった事ができるようになります。
枠を作っていては出来ない仕事です。

それでいて今までの自然栽培は何故できるたのかについても追求します。

自然栽培にこだわっていては出来ないこともあるのですが、
私は自然栽培にはこだわります。
こんな世界に導いてくれた事を感謝しながら
その先にある世界を見てみたいのです。

それらのベースには土壌生成理論が無くてはならない。

どこまでわかっていただけるのかわかりませんが
今できることを精一杯出していく事だけは間違いありません。



安全なもの

腐敗実験を何度もやってみた。
自然栽培のものは腐らなくなるものが多い。
何故腐らないのか?
腐る現象はどうやって起きるかを知らなければわからない。
それは酸化が早いという事になる。
体によいとされるポリフェノールとかを含んでいると酸化しにくくなる。
数値的に表すことができるようになってきている。
抗酸化値

抗酸化値が良いと言える数値を出すものは
人は食べて美味しいと感じる事が多いらしい。
他にも甘みや旨みなどの要素もあるから
感じ方がそれぞれに違い、美味いとは何かが定義しにくい。
他の人の意見に左右される人も多くいるから実際はよくわからない。
そこで実際に多数の人に食べてもらってどう感じるかを調べる事になる。
官能試験

だがすでに食べられるか食べられないかという判断をしなければ
安全といえないところまで来ていると思われる。
不幸にも食べ物でアレルギーを起こす人が多く存在する時代になっているようだ。
原因はともかく、食べられるかどうか、食べてみなくてはわからないとなると
当人には生きるか死ぬかという追い詰められた状態である。
食べられないという人から何人も連絡いただく。

はっきり言って食べられるかどうかは個人差が大きいようで
こちらで判断できるものではない。
私のやり方で食べられるかもしれないという思いで連絡いただくのだ。
私もどうしようもないので、食べてみてください、そしてどうだったか教えてくださいと言うしかない。

今のところ、食べられなかったという話は聞いた事がない。
逆に食べられなかったものが食べれると判って嬉しいといってくださる人。
若いお母さんが一子でアトピーを確認し、食べ物に気を使うようになって
我が家の旭1号を食べてもらうようになった。第2子から随分よくなり
第3子にはピカピカの赤ちゃんが生まれた。と、喜んでいただいた。
不妊で病院で治療してもだめで悩んでいた夫婦が半年我が家の米を食べたら自然妊娠した。
米アレルギーで米を食べると寝込んでしまう人が、食べられると喜んでいただくなど
嬉しい話を頂くに思うことがある。
絶対に安全なものを提供するのだと。

官能試験を飛び越える人体実験に答えたい。

食を担うものとして
何を一番大事にすべきなのか?

仕事として成り立たせなければならないのだが
まずは安全なものを提供する事であると思う。
そのためにはあらゆる方法を考えていまある最高の安全策をやっていく。

生産方法はそのための手段にしか過ぎない。

元田ごぼう

http://news.livedoor.com/article/detail/8426884/
ニュースをみてて驚いた。
我が家でも作っている大浦ごぼう
自然栽培の中で種取りをして6年が経つ。
この記事にある通りとすれば、我が家での大浦ごぼうは大浦ごぼうだったのか?
と考えねばならない。

種は相棒が仕入れてきた。
短くて太い品種を求めていた
もはやどこから仕入れたかは判らないらしい。
わかっているのは固定種であったことと、「大浦ごぼう」として買い求めた事。

自家採取して6年も経てばかなりこの地域に合った状態になってきている。
そこで私は大元が良くわからないままでは問題ありと思うが
すでに我が家のごぼうであることには違いない。
そこで今後我が家からのごぼうは「元田ごぼう」として出す事にしたい。

出荷先からお客さんがかなり喜んでいると聞く。
私自身もごぼう大好きだが、買ってきたものでは口の中に反応が出るため
我が家のごぼうしか食べない。
それが美味い。

このニュースの生産者の気持ちもわかる。
できれば新しいブランドの名前を作って守っていただきたい。
「大浦ごぼう」ではもはや見分けがつかない状態にあるのではないかと思う。

ここ数年、我が家で作る米「旭1号」の種を欲しいと連絡がある。
この種はこの地域で守られてきたという事もあり
この地域で盛り上げたい気持ちがあってお断りさせていただいている。
種を守るという事はなかなか大変な事であるのだ。






土壌菌と人類の関係

土壌菌と人類の関係

地球的歴史の中の環境変化に耐えて微生物は生き抜いてきた。
外部環境の変化に対応するすべとして、代謝機能に多様性を持たせる以外に方法は無かった。
細菌類の分類方法にこの機能を見逃してきたのは残念な事である。

人類を含めた高等生物は土壌菌との共棲関係の中で発祥し存続してきた。
共棲関係にある生物は互いに共棲する事の利益を分かち合う。

土壌菌群にとっての高等生物は、栄養物資の供給源として機能し
高等生物にとっての土壌菌群は、動植物に生育基盤としての土壌を提供する。

土壌は、高等生物に対する雑菌類の抑制力を持った水とか大気ををも提供する。
フェノール系代謝産物による高等生物に対する成長促進作用をもって生育の助長もする。

有機物が土壌菌のフェノール系代謝機能により、高分子化し珪酸と関わる事で腐食を作る。
そこに出現するキレートがあらゆる緩衝作用をもち、高等生物の生存成長に関わる。
腐食の一部は土壌になるし、土壌菌をさらにフェノール系に導く。

土壌菌の代謝多様性を知り、環境にうまく利用する事ができれば
高等生物にとってよりよい環境を生み出す事ができる。

土壌は有機物からできてきている事を考えれば
有機物を利用する方法が見えてくる。

土壌菌の多様性に目を向け、共棲している事を知り
周りの環境に対応していけば自然環境を手にする事ができるだろう。

土壌菌の代謝機能の多様性

土壌菌の代謝機能の多様性

土壌菌が土壌の生成、土壌そのものの本質に関与しているのならば、
その性質についても明らかにしなくてはならない。

土壌菌の代謝機能は外部環境の違いによって大きく変化する。
珪酸塩という環境物質の存在の有無によりかなり異質な代謝活動を行う。

土壌性好気性細菌と土壌性通性嫌気性細菌とよりなる細菌群が、
土壌性偏性嫌気性細菌群と活発にかつ長期間にわたって珪酸塩の存在下において共棲することにより、
フェノール系代謝機能を発現する。

フェノール系代謝活動によって代謝産物には<フェノールまたは/およびフェノール露出基のある化合物>が含有されるのに対して、
非フェノール系代謝機能によっては前記物質は産出されない。

フェノール系代謝産物は、土壌菌群以外の微生物に対する顕著な抗菌作用を有する。
一方非フェノール系代謝産物は土壌菌以外の微生物に対してほとんどもしくはまったく抗菌作用を示さない。

フェノール系代謝機能の発現した土壌菌群は、一定条件の下で該代謝機能の発現を継続する。

非フェノール系代謝機能の発現した土壌性好気生細菌と土壌性通性嫌気性細菌とよりなる最近群に、
フェノール系代謝産物ないし腐食前駆物質による雰囲気を与える事により、
該細菌群による代謝機能を非フェノール系のそれからフェノール系のそれに誘導する事ができる。
当該誘導方法においては、単体酸素の有無に関係なく誘導が可能となる。


今回の話は土壌生成理論の中で理解しにくい部分であるが
ここに並べる作用により、土壌菌と共棲関係にある生物に都合のよい結果をもたらす。
通常言われる抗菌作用とか、浄化作用がその一部であり自然界の循環に大きく貢献するものなのである。

珪酸塩

土は有機物から作られる。
そこに関わる菌を土壌菌と呼ぶ。
土壌菌は珪酸塩のなかで発祥し存続してきた生き物であり
珪酸塩とは切っても切れない関係にある。

単細胞生物の土壌菌は自己の生存を図るために
代謝作用を変化させることで地球の歴史的時間を生き延びてきた。
地球の環境変化に耐えるために備えた機能である。
本来の生息環境におかれると強い生き方をする。

土壌生成理論における土壌菌の代謝の変化は歴史から生まれた能力だ。
代謝機能が変化する事で代謝産物が大きく乖離する。

本来の生息環境、珪酸塩が存在するもとではフェノール系代謝をし、
そうでない時には非フェノール系の代謝をする。

珪酸塩との関わりは生物に大きな影響をもたらしているのだ。
今までの学問でこの珪酸塩の関わりを無視してきた事は大きな損失である。

そして土壌菌の環境に応じた変化を考慮する事が出来たのならば
今までの常識がひっくり返る事がたくさん出てくることになるだろう。
発酵腐敗のコントロールとか糞尿処理に成果が見える。

有機物の循環には土壌菌の状態が大きな影響があるのだ。

「土とは何か?」を考える

土とは何か?

生産方法だけに捉われる事が多いが、その前に知っておかなければならない事がある。

自然栽培をやるようになって肥毒という問題に引っかかった時
「土とは何か?」を考えた事があった。
ブログで書いたら返答してくれる人もいたし
当時の付き合いであった取引先の詳しい人間にも聞いた。
しかし良く判らないままだった。

当時土は、温かく柔らかく水はけの良いものが良いとされてた。
それを作るには麦と大豆
土とは有機物が分解されたものと無機物が混じりあったもの
つまるところ土の正体は不明だった。
腐植という言葉すらも出てこなかった。
ようするに土に関しては何も知らないままに
生産方法だけを吹聴していたわけだ。
肥毒についてもその正体もわからない。
考えてみれば相手も解らずに戦っていたようなものだ。

土壌生成理論と出会っていなければどうなっていたんだろう?
土は、有機物が土壌菌のフェノール系代謝産物と重縮合反応をし珪酸と関わることで腐植となり出来てくる。
そこにキレートによる緩衝作用を持つことで色々な事が起きるようになる。
土の機能はその成因から検討することが必要であると思われる。
それすら理解できないままで生産方法だけを追求しても
成長過程にそこに何が起きているのかさえ理解できない。

有機栽培にしろ自然栽培にしろ慣行での栽培にさえ土の働きは重要事項。
慣行栽培は化学的なもので補う事に特化しているので一考すべきであるが
いずれにしろ「土とは何か」を知ることが先なのだ。

そしてどのような働きをしているのか知り
その上で生産方法を検討していくのが正道である。

自然界の中では解らない事もたくさんある。
解らない事は現象を繰り返して結果を求め
その結果を基に次の現象を考えるという方法しかないが
今まではその解らないものが土であっただけ。
今、土の事が明らかにされたのだからそこから始めるべきである。

現在、土の成因から追いかけて素晴らしい方法が導き出されている。
今までの生産方法と組み合わせることでさらに新しい世界が広がっていくだろう。
もしかしたら今ある生産方法は一つにまとまってしまうかもしれない。
用途に応じた応用はでてくるだろうが。

微生物の見方

通常分けられている好気性細菌と嫌気性細菌
酸素の有無によって活動できるかどうかという区分になっている。
嫌気性はさらに通性と偏性に分かれる。

偏性嫌気性細菌は単体酸素存在下では生息出来ない。
通性嫌気性細菌は酸素があっても生息できる。


普通はこの程度の分け方であるのだが実際はもっとややこしい(笑)
理由は簡単でこの分け方では説明できない菌がいるから。
単純なある条件の下に区別されてしまったのが今までの微生物の区分になってしまっている。

土に関する菌の区別は
土壌性好気性細菌
土壌性通性嫌気性細菌
土壌性偏性嫌気性細菌

土壌性好気性細菌と土壌性通性嫌気性細菌は単体酸素および分子内酸素のどちらかの供給可能な条件下で生息可能
(大半は分子内酸素の供給を受けながら生息している)
土壌性偏性嫌気性細菌は単体酸素の条件下では生息不能


土壌生成理論の有機物から土が出来る過程を考えると、そこに関わる微生物の状態において有機物の変性の仕方が変わる。
微生物(土壌菌)が活動する事による代謝産物にフェノール系露出基のある化合物が含まれるかどうかで微生物の状態が違う。
フェノール系代謝機能は、土壌性好気性細菌と土壌性通性嫌気性細菌による群が、
土壌性偏性嫌気性細菌群と活発に長期にわたり珪酸塩の存在下で共棲することで発現する。

フェノール系代謝産物を出す細菌群は偏性嫌気性細菌の活動により出す酸素を分子内で受け取って活動する。
それによりフェノール系露出基を含む代謝産物を作り出す。

フェノールとは結合した炭素6個に水素がそれぞれの炭素に5つくっついて、残りのひとつに酸素が間に挟まって水素がついている状態

う~~~ん難しいね。

今日のネギ

いろんなことを考えて今年からはネギに集中。
多品種の野菜もやりたいのだけれど手が回らない。
ネギのめどが立てばまたやりだすことにしている。

KIMG0333 a(448x336)

こちらは2週間遅れで種まきしました。
随分と差が出ています。
KIMG0334a (448x336)

あけましておめでとうございます

正月はあっという間ですね。

昨年の暮れからあれこれ忙しくやっていましたが
正月は恒例、みんなで神社にお参りに行きました。
毎年書いている札の今年の「思い」はこれです。
KIMG0327a.jpg

昨年はブログもなかなか書けなくなってきて
あれこれあったことと、迷いを感じたりしています。
何を迷っているのかの本筋が見えにくく迷い込んでしまったのかな?

本来、自然栽培というものを究めようと動いていたはずが
いつのまにか違う方向に向かってしまっているような気がしてたようです。
小さな事で悩んでいたのかもしれない。

そもそも自然栽培での問題点を解消する事を考えて土壌生成理論と出会った。
そこにはそれまで傾倒していた自然栽培を大きく超える世界が広がっていた。
大きく超える世界とは自然界での有機物の変遷

地球の歴史から考えざるを得ない真理が横たわっている。

肥料と農薬を使わないという自然栽培とは見る視点が違う。
それでいて自然栽培では理解できなかった科学的な見方も提示してある。
それを多くの人に知ってもらうようにと解りやすく出しているつもりが
理解してもらえない現状。

もともと自然栽培と言う言葉に引きまわされているのだが
その自然栽培を知るには土壌生成理論を知らなくてはならない。
自然の循環を知るには土壌生成理論がかかせない。

このことをどう話せばいいのだろう?

今年は有機物と土についてもっと勉強します。
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