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若手の訪問客

このところ体調を崩してしまい、非常につらいです。
食べる事が出来ない状態で数日寝込んでしまってます。
そんな中ですが、長野からわざわざ夫婦で見学に来ていただいたので
少しだけですが対応させていただきました。

話を聞くと「自然栽培」に向かいたいのだけれども
まだ親の壁があって進めないとの事。
それに経済的な心配もあって話を聞きたかったみたいです。
大まかに話したのですけど、はたしてどこまで理解いただいたものか?

せっかくなので、この話をしてみたいかな。
いきなり自然栽培でやろうとしても出来ないし、食えないです。
やるには周到な準備が必要と思います。
今日も話に出てきたのですが、周りに成功している人がいるのならば
近隣の理解も多少はあるでしょうが、そうでない環境では「変人」扱いを覚悟する事。
肥料と農薬で管理してきた方法では自然の循環の事はほぼ知識がなく、何かに対応しようとも眺めるだけで対応法が見つからない事。
生産物の能力を知る事。それを生かせる土にする事。管理方法が全く違うのでその知識を持つ事などがありますね。

自然栽培をやりたい圃場の過去の歴史から土壌の状態の予測はできますが
実は調べてみないとまたはやってみないとわからない。
作物の生産で家計をやり繰っているとなれば、向かうには覚悟も必要でしょう。
思い切ってやったがダメだった・・・・どうしよう・・・では遅いですから
そうならない様に準備が必要と言う事です。
まずは生産物が出来なければ話にならないですが
出来てきたらどうさばくのか?という事も問題になります。
お遊びならばそれでもいいでしょうが、生きるための仕事としてはいきなりやることは無謀な事です。
やってしまった本人が言うのだから間違いないです(笑)

まずはそうしたい理由を考えましょう。
自然栽培をやりたいとは何故なんでしょうか?
自問自答を繰り返し、その答えを見つけましょう。

私は「安全な物を食べたかったし、自分が安全でおいしいと思うものを提供できるようになりたかった」だけですので、別段自然栽培でなくてもよかったのです。
その当時は自然栽培が一番だと確信したからやってしまっただけです。
セミナーを始めた当初から言ってます。
「安全が担保されるなら何でもいい」って。
その流れからの「チャレンジ」という方向に向かっているんですね。

自然栽培で出来てきたものは上手く行けば良いものが多く出てくるような気はします。
だけどそれは本当にそうなのか?という疑問があります。
色んな前提条件を考えていくと、疑問符はかなり出てくると思います。
自分の思う生産が出来、買ってくださる方が喜んでいただき、十分に生活が出来る環境が手に入るのならば・・・そしてそれが環境にまで良い効果をもたらし、自分も健康的に生きれる状況が作り出せるのならばやるべきでしょうが、はたしてそれを満足できる環境を生み出せるかどうか?
生産方法の提供は出来てもそれを確立するのはそれぞれがやらねばならないことです。
自分自身の足で立つ気持ちがなければなかなか厳しい状況ではないかと思います。

私のやっているセミナーはやってみたいと思う人たちに少しでも役に立てばいいですが
誤解される事もあるようなのでちょっと悩んでいます。
向かうところは同じはずなのにと思うことしばしばですが
方法論よりも出来てきた生産物が「体を作るに見合う食」であり安心できるものであればいいのです。そういうものをどう判断できるようになるかがこれからの課題です。
ある程度は見えていますけど。
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